【記事】iphonのアラームで新年早々寝坊?

こんな記事がありました。

アイフォーンのアラーム誤作動で新年早々、寝坊

米アップルのスマートフォン(高機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」の誤作動のせいで、新年のスタートに後れを取ってしまったユーザーがいたようだ。

アイフォーンのアラーム用アプリケーション(アプリ)で、2011年1月1日~2日にかけて1回限りの設定機能が正常に作動せず、一部の人から寝過ごしてしまったかもしれないとの報告があった。なお、繰り返し鳴る設定の機能は問題なかった。

幸いこの問題は、週末にあたる元日と翌2日に限定されたようだ。だが、一部のユーザーは、アプリの不具合のおかげで仕事や教会での礼拝など約束の時間に 遅れ、その愚痴を「Twitter(ツイッター)」などのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)サイトに書き込むものもいた。

「牧師」と名乗るユーザーからの「アイフォーンのアラームの問題でひどい目にあった。わたしが礼拝に遅れてもいいというのか?」というつぶやきもみられた。

一方、カナダのリサーチ・イン・モーション(RIM)のスマートフォン「BlackBerry(ブラックベリー)」や従来型の携帯電話などアイフォーン のライバル製品のユーザーの中には、「本物の目覚まし時計はどうしちゃったの?」と、ここぞとばかりにアイフォーンファンを冷やかすものもあった。

アップルの広報担当者は問題を認め、「1月3日以降はすべてのアラーム機能が問題なく作動するようになる予定だが、それまでは反復設定の使用をお奨めする」と述べた。

アップルは不具合の性質に関する詳細はコメントを控えたが、一部のネット上のブログによると、主に影響を受けたのはアイフォーン4とそれ以前の機種で最 新のソフトウエアによる更新を行ったものだったようだ。実際、ツイッターでは、アラームが正常に機能していることを誇らしげにつぶやくアイフォーンユー ザーからの書き込みも見られた。

アイフォーンのアラームアプリが誤作動を起こしたのは、今回が初めてではない。つい数カ月前も、米国やオーストラリア、欧州で、アラームアプリがサマー タイムの終了日を登録していなかったことが原因で、一部のアイフォーンユーザーが意図せず寝過ごしてしまうという事態が発生した。だが、そのときは、問題 が発生したのは、「毎日」を除く反復設定をした場合だけで、1回限りの設定には影響はなかった。