ビギナーブログ カートと車の基本性能比較
今回のビギナーブログは、カートと身近にある車とで性能の比較をしてみます。果たしてカートの性能は車と比べてどうなのでしょうか?
比較対象車は、カートはBirel N-35、車はマツダ デミオの2台です。
★ボディー Birel N-35 マツダ デミオ
●全長×全幅 2000×1350(mm) 3895×1695(mm)
● 車重 110(kg) 1020(kg)
● タイヤサイズ 5インチ スリックタイヤ 16インチ ラジアルタイヤ
ボディーの面から見ると、Birel N-35は小型で重量が軽い事が特徴です。さらにサーキット専用タイヤスリックタイヤを履いています。マツダ デミオは大きなボディーを持ち、重量もかなりあります。公道を走るラジアルタイヤを履いています。
★エンジン Birel N-35 マツダ デミオ
● エンジンの排気量 200cc 1500cc
● 馬力 6.5馬力 113馬力
● パワーウエイトレシオ 17kg/ps 9kg/ps
※パワーウエイトレシオとは、車重をエンジンの最高出力で割った数字で、1馬力が負担する重さの事で、この数字が少ないほど加速性能が良い。この2台を比較するとマツダ デミオの方が加速性能が良い事が解りました。
ボディー性能では重量の軽いBirel N-35が有利、エンジン性能ではマツダ デミオが有利という事が解りました。走る場所によりますが、カートが走るようなコースではボディー性能の良いカートが有利になり、エンジン性能が必要になる大きなコースであれば車が有利になります。
モータースポーツでは見かけの判断では見分けにくい事が多々あります。カートも車に比べれば小さい乗り物ですが、小回りが利く分、最高のコーナーリングマシーンと言えます。そんなカートはコンパクトに作られているため、操作面も簡単で誰にでも運転する事が出来ます。皆さんも最高のコーナーリングマシーンに乗って、サーキットを爽快に走ってみましょう!!